作者:本宮ひろ志先生 〜「俺の空」を語る〜
大金持ちで、頭が良くて、女にもてる。おまけに高校生だ。これだけ揃えれば、誰からも嫌われるカタキ役にしかならない。そんな人物を主人公にしてみた。それが「俺の空」である。人気が出た。それも、書いている本人がびっくりする程であった。「ああいう書き方すれば、誰が書いたって人気が出ますよ。」ライバル出版社の編集者に言われた。「だったら、お前らが書きゃあいいじゃねぇか。俺の真骨頂はアザトサだ」そう反論した記憶がある。マンガの主人公は、皆マントを着ている。月光仮面もスーパーマンも。主人公安田一平にもマントを着させた。風になびく立ち姿をかっこよくする為に、しかも下駄ばきである。このセンスもまさに私のマンガなのだが、世の中都会人ばかりではあるまい。女を落とすのも、パチンコに勝つのも共通点は我慢。パチンコファンの方々には、「俺の空」の台に勝利し、さっそうと気持ちよく店を出る事を願っております。
本宮 ひろ志