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2016年3月期 第2四半期決算説明会 当社説明(要旨)

2015年11月2日(月)11:30より、大手町ファーストスクエアカンファレンス(東京都 千代田区)にて、2016年3月期 第2四半期決算説明会を開催いたしました。
本ページでは説明会での当社説明(要旨)についてご案内いたします。

代表取締役社長 大屋

1. 2016年3月期 第2四半期(4月-9月)決算総括

代表取締役社長 大屋

⇒席上配布資料 2ページ
2016年3月期 第2四半期の業績は、売上高が502億円、経常利益が19億円となった。通期見通しに対しては概ね計画の通りの進捗である。
遊技機販売では、機種毎の販売台数に計画比で凸凹があるものの、総販売台数は前年同期比31.7%増の13万台と、概ね計画通りの進捗となった。
また、ヒーローズIPのクロスメディア展開も進行しており、11月にはヒーローズIPを活用した遊技機第一弾が販売となる。


2. 2016年3月期 第2四半期 連結業績概要

連結P/L

⇒席上配布資料 4ページ
2016年3月期 第2四半期の連結P/Lは表の通りである。
売上高502億円、営業利益18億円、経常利益19億円、親会社株主に帰属する四半期純利益7億円となった。
前年同期との比較では、売上高299億円増(147.1%増)、経常利益60億円増となっているが、これは主にパチスロ販売台数の増加によるものである。

主な遊技機ラインアップ

⇒席上配布資料 5ページ
2016年3月期の発表済みの遊技機ラインアップは表の通りである。
第2四半期は、パチスロ販売台数が前年同期比146.6%増の6.9万台、パチンコ販売台数が同12.1%減の6.4万台となった。
なお、第3四半期(10月-12月)は、すでにパチスロ3機種、パチンコ2機種を販売している。

連結B/S

⇒席上配布資料 6ページ
連結B/Sは表の通りである。
特筆すべき事項はない。

連結キャッシュ・フロー

⇒席上配布資料 7ページ
連結キャッシュ・フローは表の通りである。
特筆すべき事項はない。

(ご参考)パチンコ・パチスロ市場動向/データ

パチスロ販売状況

⇒席上配布資料 9ページ
パチスロ販売状況はグラフの通りである。
旧基準機の新台設置期限(2015年11月末)に向けて、第3四半期に大型タイトルが集中している。このため、第2四半期の販売台数・タイトル数が前年同期と比較し微減となった。

パチスロ設置状況

⇒席上配布資料 10ページ
パチスロ設置状況はグラフの通りである。
設置台数は2014年末と同水準となっている。設置シェアは現状AT機が46%を占めているが、今後、ART機が市場の中心となってくる。また、ノーマル機の設置シェアも拡大すると見ている。

パチンコ販売状況

⇒席上配布資料 11ページ
パチンコ販売状況はグラフの通りである。
第2四半期は、販売台数・タイトル数とも前年同期と同水準となっている。
第3四半期は、旧基準機の新台設置期限(2015年10月末)もあってタイトル数が増加するが、販売台数は一定で推移すると見ている。

パチンコ設置状況

⇒席上配布資料 12ページ
パチンコ設置状況はグラフの通りである。
設置台数は微減傾向となっている。設置シェアは甘デジとMAXタイプが増加を続けているが、今後、当社の得意とするミドルタイプが市場の中心になってくる。

保通協 型式試験の適合状況

⇒席上配布資料 13ページ
保通協での型式試験の適合状況はグラフの通りである。
パチンコ・パチスロともに旧基準機の新台設置期限に向けて各社同一タイトルを複数スペックで申請している。結果、適合数が増加している。

取締役副社長 繁松

3. IPの取り組み

IPの状況

取締役副社長 繁松

⇒席上配布資料 15ページ
IP総数や展開状況はグラフの通りである。
約40タイトルを重点IPと位置付け、現在、投資方法やメディア展開方法を精査している。来期以降は、映像化を起点としたマネタイズ、ソーシャル・ゲームでのマネタイズが徐々に拡大していく。



IPの創出

⇒席上配布資料 16ページ
IPの創出の状況は資料の通りである。
「月刊ヒーローズ」では、11月よりタツノコプロ作品の連載を開始した。同誌は、ヒーローIPの展開メディアとしても一定の評価も得ている。今後は他メディアとの連動も含めて、IPをどのようにブレイクするかがポイントとなる。
クロスメディア展開では、『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』のパチスロ化、『キリングバイツ』のゲーム化(PS4/PS Vita)が決定した。今後はレバレッジをどのように効かせるのかが課題となる。

IPの映像展開(海外)

⇒席上配布資料 17ページ
IPの映像展開(海外)の状況は資料の通りである。
映像配信では、国内でテレビ放送している『ウルトラマンX』を中国や北米などでサイマル配信した。中国での総視聴回数は2.5億回と高視聴率となっており、今後、海外向けの商品展開も拡大させていく。
また、『ウルトラマンシリーズ』は、映像配信以外でもライブエンタテインメント、ライブショー、広告などで徐々に海外展開が広がりを見せている。

IPのマーチャンダイジング展開(ソーシャル・ゲーム)

⇒席上配布資料 18ページ
ソーシャルゲームの状況は資料の通りである。
既存タイトル6タイトルはゲーム性の改善に注力している。また、11月以降にネイティブアプリ4タイトルを順次リリースする。この他、ウルトラマンシリーズのライセンス展開として、他社のゲームタイトルとのコラボも進めている。
なお、8月にリリースした『タワー オブ プリンセス』は、ダウンロード数が40万件を超えた。9月にテレビCMを開始したが単月黒字化している。引き続き、既存ユーザーを維持しつつ新規ユーザーの獲得に向けて取り組んでいく。

IPのマーチャンダイジング展開(ライセンス・グッズ)

⇒席上配布資料 19ページ
ライセンス、グッズの状況は資料の通りである。
『ニンジャスレイヤー』は、ニコニコ動画での総視聴再生数が1,100万回以上となり、ライセンシー企業28社となった。2016年春より地上波で放送し、さらに認知度を高めていく。
ウルトラマンのコンセプチュアルライセンス『A MAN of ULTRA』は、ライセンシー企業が33社となり、商品化も広がりを見せている。また、10月からの1ヵ月間、表参道ヒルズにポップアップショップを出店した。運営会社からも評価を頂いており、大手百貨店からもポップアップショップのお声を頂いている。
『アグリドール』は、サンリオとコラボして「サンリオオールスターズ×アグリドール」という形でライセンス展開を始める。現在、ライセンシー企業約20社が決まっており、来年の春から商品展開が始まる。
また、キャラクターの新たな展開先として、キッズ向けのキャラクター音声付ボトル『おしゃべりポンプ』を開発した。『ウルトラマンX』はもとより、他社の著名なIPも活用しており、すでにドラッグストアや玩具専門店など約2,000店舗以上での取扱いが決定している。


以上