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2016年3月期 第3四半期決算説明会 当社説明(要旨)

2016年2月1日(月)11:30より、大手町ファーストスクエアカンファレンス(東京都 千代田区)にて、2016年3月期 第3四半期決算説明会を開催いたしました。
本ページでは説明会での当社説明(要旨)についてご案内いたします。

代表取締役社長 大屋

1. 2016年3月期 第3四半期(4月-12月)決算総括

代表取締役社長 大屋

⇒席上配布資料 2ページ
2016年3月期 第3四半期の業績は、売上高が716億円、経常利益が21億円となった。
遊技機販売では、総販売台数は前年同期比43.7%増の22.0万台となった。前期と比較すると、パチンコ・パチスロともに販売タイトル数が増加している。
IPでは、ヒーローズから創出したIPも含めてクロスメディア展開が進展している。


2. 2016年3月期 第3四半期 連結業績概要

連結P/L

⇒席上配布資料 4ページ
2016年3月期 第3四半期の連結P/Lは表の通りである。
売上高716億円、営業利益21億円、経常利益21億円、親会社株主に帰属する四半期純利益7億円となった。前年同期との比較では大幅な増収となっている。

主な遊技機ラインアップ

⇒席上配布資料 5ページ
2016年3月期の発表済みの遊技機ラインアップは表の通りである。
第3四半期は、パチスロ販売台数が前年同期比164.6%増の9.3万台、パチンコ販売台数が同7.4%増の12.6万台となった。
なお、第4四半期(1月-3月)は、発表済みのタイトル以外にパチスロ2機種、パチンコ2機種の販売を計画している。

連結B/S

⇒席上配布資料 6ページ
連結B/Sは表の通りである。
特筆すべき事項はない。

連結キャッシュ・フロー

⇒席上配布資料 7ページ
連結キャッシュ・フローは表の通りである。
貸付けによる支出については、持分法適用会社の開発ラインの拡大及び仕掛りの増加に伴うもので、健全性において特段問題はない。

(ご参考)パチンコ・パチスロ市場動向/データ

パチスロ販売状況

⇒席上配布資料 9ページ
パチスロ販売状況はグラフの通りである。
第3四半期は旧基準機の新台設置期限(2015年11月末)がありタイトル数が増加、市場全体の販売台数は前年同期を上回った。
新基準機移行後も購買意欲はあり、来期も市場は堅調に推移すると見ている。

パチスロ設置状況

⇒席上配布資料 10ページ
パチスロ設置状況はグラフの通りである。
設置台数は2014年末から微増となっている。設置シェアは現状AT機が45%を占めている。今後、AT機がART機に移行する過程で、ノーマル機のシェアも拡大すると見ている。当社ではこうした状況を予見し、ノーマル機のラインアップ拡充も図っている。

パチンコ販売状況

⇒席上配布資料 11ページ
パチンコ販売状況はグラフの通りである。
第3四半期のタイトル数は前年同水準となっているが、販売台数は前年同期を下回った。
5月には伊勢志摩サミットに伴う入替自粛などによって、3月~4月に販売が集中すると見ている。

パチンコ設置状況

⇒席上配布資料 12ページ
パチンコ設置状況はグラフの通りである。
設置台数はほぼ横ばいとなっている。設置シェアは甘デジとMAXタイプの2極化となっている。今後、ライトユーザーの獲得に向けて、創り込まれたミドルタイプが必要になってくる。

保通協 型式試験の適合状況

⇒席上配布資料 13ページ
保通協での型式試験の適合状況はグラフの通りである。
パチスロ適合率は一定水準で推移しているが、パチンコ適合率は2015年9月以降、減少傾向となっている。

なお、今後、遊技機が高射幸性から低射幸性へ移行する中で、ユーザーの1回当たりの使用金額も減少すると見ている。但し、従前より遊技する機会が増加するため、これまで以上に演出やコンテンツの重要性が高まると考えている。当社では、引き続きIPの創出やリブート(再展開)を進め、業界の健全化と発展に貢献していく。

取締役副社長 繁松

3. IPの取り組み

IPの状況

取締役副社長 繁松

⇒席上配布資料 15ページ
IP総数や展開状況はグラフの通りである。
ヒーローズを中心とした自社開発IPやパートナーとの協業IPをクロスメディアで展開するのが当社のモデルである。IP総数や展開数は徐々に伸びている。



IPの創出

⇒席上配布資料 16ページ
IPの創出の状況は資料の通りである。
『月刊ヒーローズ』は創刊より約4年で65タイトルを創出した。映像化は時間を要するが複数進行している。
『ULTRAMAN』は単行本の発行部数が7巻累計で200万部超となった。『天元突破グレンラガン』は、アニメ放送やヒーローズ連載に続くクロスメディア展開の一環としてパチンコを販売中である。この他、ヒーローズ作品の中国向けデジタル配信が決定した。

IPの映像展開

⇒席上配布資料 17ページ
映像化は一つのビジネスであると同時にファン層拡大のためのツールである。
『ウルトラマンX』については、昨年末でテレビ放送が終了し、3月に劇場公開を予定している。海外のサイマル配信は約4億視聴となっており、今後配信地域での商品展開も活性化させていく。
なお、『ウルトラマンシリーズ』は、2016年7月から新シリーズの放送も予定している。
『ウルトラマンシリーズ』以外では、2016年1月より『アクティヴレイド』及び『灰と幻想のグリムガル』のテレビ放送を開始した。すでに、コミカライズやゲーム化をはじめ多様なメディアで商品化が予定されている。

なお、映像展開では、国内外の配信会社をパートナーに含めた新たな映像製作スキームの構築を進めている。今後は、新たなスキームで製作した作品の窓口化権を多数保有し、クロスメディア展開を行うことで収益の拡大を目指す。

IPのマーチャンダイジング展開(ソーシャルゲーム)

⇒席上配布資料 18ページ
ソーシャルゲームの展開は資料の通りである。
12月に2タイトルをリリースし、現在は8タイトルの展開となっている。競争が激しいマーケットではあるが、既存タイトルの収益性及びゲーム性の強化に注力していく。

IPのマーチャンダイジング展開(ライセンス)

⇒席上配布資料 19ページ
ライセンスの状況は資料の通りである。
広告展開は、現状『ウルトラマンシリーズ』が中心となっている。
国内外での広告展開は今期36件となっているが、次期はさらに拡大する見込みである。
また、新たなライセンスブランド『A MAN of ULTRA』(アパレルなどの商品群にウルトラマンの世界を広げるライセンスブランド)は、ライセンシー企業が39社、41ブランドとなった。大手百貨店でのポップアップショップ出店も複数予定している。


以上