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IPへの取り組み事例

『ウルトラマン』シリーズ

『ウルトラマン』シリーズとは

『ウルトラマン』シリーズは、(株)円谷プロダクションが制作し、東京オリンピックの2年後の1966年からテレビ放送が開始されました。単純な怪獣や宇宙人と人間の戦いというストーリーだけでなく、環境問題など、時代ごとの社会背景をもテーマに取り入れ、子どもたちのヒーローは、やがて国民的なヒーローとなりました。シリーズを追うごとにファンを増やし、これまでに30を超えるウルトラヒーローが誕生しています。
加えて、高い特撮技術が世界の映像関係者に多大な影響を与えました。例えば『エヴァンゲリオン』シリーズで有名な庵野秀明監督は、「一番最初に自分の人生を変えたのが、たぶん『ウルトラマン』だと思います。僕の人生を一番変えた部分というのは、特撮が持っている映像そのものの面白さです」と、コメントしています。
当社は、2010年、当時の親会社であった(株)ティー・ワイ・オーから株式を取得し、(株)円谷プロダクションを子会社化しました。日本の至宝とも称される『ウルトラマン』シリーズの再活性化と新生の役割を担うことになったのです。

    『ウルトラマン』シリーズ(主なTV作品) その他の主な円谷プロ作品
1960年代 1966年 1月:ウルトラQ  
  7月:ウルトラマン 11月:快獣ブースカ
1967年 10月:ウルトラセブン  
1968年   4月:マイティジャック
    9月:怪奇大作戦
1970年代 1970年   3月:チビラくん
1971年 4月:帰ってきたウルトラマン 12月:ミラーマン
1972年 4月:ウルトラマンエース  
1973年 4月:ウルトラマンタロウ 1月:ファイヤーマン
    恐怖劇場アンバランス
    ジャンボーグA
1974年 4月:ウルトラマンレオ 10月:猿の軍団
1976年   10月:恐竜探険隊ボーンフリー
1977年   10月:恐竜大戦争アイゼンボーグ
1978年   7月:恐竜戦隊コセイドン
1979年 4月:ザ★ウルトラマン  
1980年代 1980年 4月:ウルトラマン80  
1990年代 1993年   4月:電光超人グリッドマン
1996年 9月:ウルトラマンティガ  
1997年 9月:ウルトラマンダイナ  
1998年 9月:ウルトラマンガイア  
2000年代 2001年 7月:ウルトラマンコスモス  
2004年 10月:ウルトラマンネクサス  
2005年 7月:ウルトラマンマックス  
2006年 4月:ウルトラマンメビウス 4月:生物彗星 WoO
2007年 12月:ウルトラギャラクシー大怪獣バトル 4月:怪奇大作戦セカンドファイル
2010年代 2011年 7月:ウルトラマン列伝  
2013年 7月:ウルトラマンギンガ  
  (新ウルトラマン列伝)  
       

『ウルトラマン』の更なる活性化

『ウルトラマン』の活性化への取り組みとして、2010年12月に『ウルトラマンゼロTHE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』、2012年3月に『ウルトラマンサーガ』を映画公開しました。特に『ウルトラマンサーガ』では、話題性の高いキャストの採用や迫力あふれる3D映像化などの新しい試みを行い、幅広い層の観客を動員しました。この2本の作品は、日本映画を代表する作品の一つとして、中国でも上映されました。また、2013年7月より、新たなウルトラヒーローが登場する7年ぶりのテレビシリーズ『ウルトラマンギンガ』の放送を開始しています。
そのほか、各種媒体や企業とのコラボレーション、ヒーローショーの実施などにより、これまでにテレビシリーズに登場したヒーローキャラクターを積極的に露出させ、『ウルトラマン』シリーズの価値を向上させる取り組みを行っています。

新たなヒーロー『ULTRAMAN』の誕生

当社は、(株)円谷プロダクションの新たなキャラクターを生み出すことにも注力しています。これまでの『ウルトラマン』の世界観を踏襲しつつも、現代の人間的なヒーローとして全く新しいキャラクターを創作しています。そのスタートが、『ULTRAMAN』であり、現在「月刊ヒーローズ」で連載、単行本も発行されています。
『ULTRAMAN』は、これまでの『ウルトラマン』のように巨大化するヒーローではなく、等身大のヒーローとして、初代『ウルトラマン』のハヤタ隊員の息子の活躍を描いた作品です。単行本は第1~3巻で計80万部を超える好調なスタートとなっており、将来的にはグローバルコンテンツとしての展開も計画しています。

「円谷ユニバース」としての価値向上

(株)円谷プロダクションは、設立まもなくから放送を始めた『快獣ブースカ』をはじめ、『ウルトラマン』の他にも様々なキャラクターを生み出しています。また、高い特撮技術を持つ映像制作会社という基盤を活かし、特撮にフォーカスして制作された『マイティジャック』や『怪奇大作戦』など大人向けの作品も発表しています。これ らのキャラクター、作品についても、ショーや、多様なチャネルでの番組放送により認知度向上を図り、「円谷ユニバース」としての価値向上を目指しています。

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