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決算概況・2013年3月期 第1四半期決算概況

詳細は「2013年3月期 第1四半期決算短信」をご覧ください。

  • 連結

(2012年6月30日現在)

連結経営成績(累計) (%表示は対前年同四半期増減率)

売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%)
2013年3月期第1四半期 21,145 19.9 283 - 574 - 342 -
2012年3月期第1四半期 17,635 △17.4 △225 - △266 - △284 -

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連結貸借対照表(要約)

(百万円) 2012年3月期
(2012年3月31日)
2013年3月期第1四半期
(2012年6月30日)
資産の部
流動資産合計 62,811 35,900
固定資産合計 30,790 31,639
資産合計 93,601 67,539
負債の部
流動負債合計 37,925 12,628
固定負債合計 4,121 4,042
負債合計 42,046 16,671
純資産の部
純資産合計 51,555 50,868
負債純資産合計 93,601 67,539

連結キャッシュ・フロー計算書(要約)

(百万円) 2012年3月期第1四半期 2013年3月期第1四半期
営業活動によるキャッシュ・フロー 8,173 △7,719
投資活動によるキャッシュ・フロー △931 △1,438
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,080 △1,065
現金及び現金同等物に係る換算差額 △1 △0
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 6,159 △10,224
現金及び現金同等物の期首残高 15,632 18,284
現金及び現金同等物の期末(四半期末)残高 21,791 8,060

連結経営成績に関する定性的情報

[当第1四半期連結累計期間(4月-6月)の概況]

売上高は21,145百万円(前年同期比19.9%増)、営業利益283百万円(前年同期は営業損失225百万円)、経常利益574百万円(同経常損失266百万円)、四半期純利益342百万円(同四半期純損失284百万円)となりました。 主因は下記の通りです。
当第1四半期は、パチンコ・パチスロ遊技機販売において、パチンコ・パチスロ各1機種の販売に加え、前年度第4四半期に販売を開始した『パチスロ モンスターハンター』の売上の一部が当第1四半期に計上され、概ね当初計画通りの実績となりました。

当社グループは、平成24年5月に発表した「成長するビジネスモデル」(コミックス、アニメーション、映画/テレビ、マーチャンダイジングにおけるシームレスな循環型ビジネス展開)に基づき、IP(知的財産)の価値最大化に主軸をおいた事業活動を推進しています。
中長期的なキャラクタービジネスの確立を目指し、当期は、キャラクターをはじめとしたIPを継続的に取得・創出・育成していくための仕組みづくりに注力しています。
例えば、新たなIPの創出に向けては、㈱小学館クリエイティブと共同で創刊したコミック誌『月刊ヒーローズ』の企画開発や新規プロジェクトを推進しています。また、『ベルセルク』シリーズをはじめとしたアニメーションプロジェクトでは、新たな映像開発や映像以外の多メディア展開に向けた施策を進めています。
成長するソーシャル・メディアに対する取り組みでは、さまざまなプラットフォームへコンテンツを展開しており、すでに収益に寄与し始めています。あわせて、同分野で適応性の高いコンテンツの研究開発も進めています。コンシューマプロダクトへの取り組みでは、現在、コンテンツショップを運営していますが、ここでは新たなIPの取得・育成に寄与するコンテンツショップや差別化された商品の企画開発に取り組んでいます。
パチンコ・パチスロでは、当第1四半期の市場を取り巻く環境は、震災の影響を受けた前年同期に対し、新台供給が大きく回復しました。とくに、パチスロ遊技機は一昨年から引き続き拡大基調にあり、市場全体を牽引しています。当第1四半期の当社のパチンコ遊技機販売は、平成24年1月発売の『CRヱヴァンゲリヲン7』のライトバージョン『EVAライトⅢ』を販売しました。パチスロ遊技機販売では、『GTO~Limit Break~』の販売に加え、前年度第4四半期に販売を開始した『パチスロ モンスターハンター』の当期計上がありました。この結果、当第1四半期のパチンコ遊技機販売20,928台(前年同期13,821台増)、パチスロ遊技機販売43,862台(前年同期7,612台増)となりました。

連結財政状態に関する定性的情報

1.資産

  1. 資産
    流動資産は、35,900百万円と前連結会計年度末比26,911百万円の減少となりました。これは主に売上債権の減少によるものです。
    有形固定資産は、10,947百万円と前連結会計年度末比32百万円の減少となりました。
    無形固定資産は、4,245百万円と前連結会計年度末比126百万円の減少となりました。
    投資その他の資産は、16,446百万円と前連結会計年度末比1,008百万円の増加となりました。これは主に敷金保証金の増加によるものです。
    以上の結果、資産の部は67,539百万円と前連結会計年度末比26,062百万円の減少となりました。
  2. 負債
    流動負債は、12,628百万円と前連結会計年度末比25,296百万円の減少となりました。これは主に仕入債務の減少によるものです。
    固定負債は、4,042百万円と前連結会計年度末比78百万円の減少となりました。これは主に社債の償還によるものです。
    以上の結果、負債の部は16,671百万円と前連結会計年度末比25,375百万円の減少となりました。
  3. 純資産
    純資産の部は、50,868百万円と前連結会計年度末比686百万円の減少となりました。これは主に利益剰余金の減少によるものです。

キャッシュ・フローの状況の分析

当第1四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ10,224百万円減少し、8,060百万円となりました。
  1. 営業活動によるキャッシュ・フロー
    営業活動の結果使用した資金は、7,719百万円(前年同期は8,173百万円の収入)となりました。これは主に仕入債務の減少24,012百万円、売上債権の減少17,908百万円、商品化権前渡金の増加1,249百万円等によるものです。
  2. 投資活動によるキャッシュ・フロー
    投資活動の結果使用した資金は、1,438百万円(前年同期は931百万円の支出)となりました。これは主に貸付による支出395百万円、有形固定資産の取得による支出371百万円、無形固定資産の取得による支出352百万円等によるものです。
  3. 財務活動によるキャッシュ・フロー
    財務活動の結果使用した資金は、1,065百万円(前年同期は1,080百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払773百万円、社債の償還による支出300百万円等によるものです。

連結業績予想に関する定性的情報

通期連結業績予想は、平成24年5月9日発表の「平成24年3月期 決算短信」の通り、公表した内容に変更はありません。

報告セグメントの変更等

前連結会計年度において、当社グループのセグメントは、「PS・フィールド」「モバイル・フィールド」「スポーツエンタテインメント・フィールド」「その他・フィールド」をセグメント情報として開示していましたが、当期から4つのセグメント別区分を発展的に統合し、IP(知的財産)を基軸とする単一セグメントに変更いたします。
当社グループは、中長期的な成長・発展を遂げるために、上場時以来のパチンコ・パチスロ分野に主軸をおいたビジネスモデルから、IPに主軸をおいたビジネスモデルへの戦略転換を企図し、「成長するビジネスモデル」として戦略の整理・構築を進め、さらなる成長と発展を期しています。
当社グループは、「成長するビジネスモデル」に基づき、IPの価値最大化に主軸をおいた事業活動を推進しています。「成長するビジネスモデル」は、4つの枠組み(コミックス、アニメーション、映画/テレビ、マーチャンダイジング)を基本とし、それらの相互作用による循環型ビジネス展開を通じて、IPの価値最大化を目指します。本戦略の推進により、IPを基軸とした経営戦略の立案、経営資源の配分の決定及び業績評価を行うことから、グループ全体を単一の事業としています。
この変更により、当社グループは単一セグメントとなることから、前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間のセグメントの記載を省略しています。