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決算概況・2016年3月期 第1四半期決算概況

詳細は「2016年3月期 第1四半期決算短信」をご覧ください。

  • 連結

(2015年6月30日現在)

連結経営成績(累計) (%表示は対前年同四半期増減率)

(百万円) 2015年3月期 第1四半期 2016年3月期 第1四半期 増減率 (%)
売上高 7,459 17,140 129.8
営業利益 △2,509 △1,005 -
経常利益 △2,254 △864 -
親会社株主に帰属する四半期純利益 △1,502 △867 -

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連結貸借対照表(要約)

(百万円) 2015年3月期
(2015年3月31日)
2016年3月期第1四半期
(2015年6月30日)
増減額
資産の部
流動資産合計 71,014 50,657 △20,357
固定資産合計 39,302 39,425 122
資産合計 110,316 90,082 △20,234
負債の部
流動負債合計 45,773 26,883 △18,890
固定負債合計 4,296 4,893 596
負債合計 50,070 31,776 △18,293
純資産の部
純資産合計 60,246 58,305 △1,940
負債純資産合計 110,316 90,082 △20,234

連結キャッシュ・フロー計算書(要約)

(百万円) 2015年3月期第1四半期 2016年3月期第1四半期 増減額
営業活動によるキャッシュ・フロー △8,932 △5,334 3,598
投資活動によるキャッシュ・フロー △544 75 619
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,172 5,445 6,618
現金及び現金同等物に係る換算差額 - - -
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △10,650 185 10,836
現金及び現金同等物の期首残高 29,583 15,823 △13,760
現金及び現金同等物の期末(四半期末)残高 18,933 16,009 △2,923

連結経営成績に関する定性的情報

[当第1四半期連結累計期間(4月-6月、以下「当第1四半期」)の概況]

売上高は17,140百万円(前年同期比129.8%増)、営業損失1,005百万円(前年同期の営業損失2,509百万円)、経常損失864百万円(同経常損失2,254百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失867百万円(同親会社株主に帰属する四半期純損失1,502百万円)となり、通期見通しに対して概ね計画通りの進捗となりました。

業績の主な要因は、下記のとおりです。
遊技機販売においては、昨年9月のパチスロ機の型式試験方法変更に適合した「ヱヴァンゲリヲン・希望の槍」などを販売しましたが、ユーザーからは一定の支持を受けている状況にあります。当社は、引き続き、業界内での規則変更等の流れを市場拡大のビジネスチャンスと捉え、ゲーム性、エンタテイメント性の高い遊技機を販売する計画のもと、各種営業施策を推進しています。
当第1四半期においては、下表のとおり営業活動に努め、計上台数はパチスロ28千台(前年同期比23千台増)、パチンコ15千台(同22千台減)、総販売台数44千台(同0.2千台増)となりました。
なお、その他の事業においても、概ね計画通りの進捗となりました。

⟨ 販売済み及び営業活動中のタイトル(2015年7月31日現在)⟩

パチスロ遊技機 納品日
ヱヴァンゲリヲン・希望の槍 2015年6月
パチスロ バイオハザード6 2015年7月

パチンコ遊技機 納品日
CRヱヴァンゲリヲン9 零号機暴走ループVer. 2015年5月
CRミリオンゴッドライジング 2015年7月
CR機動戦艦ナデシコ(※) 2015年8月
CR魁!!男塾(※) 2015年8月
CRヱヴァンゲリヲンX(※) 2015年9月

(注)「※」印は、2015年7月31日現在、営業活動中のタイトルです。

主なIPの創出・事業化の取り組みは、下記のとおりです。
当社グループは、中長期を見据えた成長戦略として、キャラクターやストーリーをはじめとするIP(知的財産)をクロスメディアで展開する循環型ビジネスを推進しています。
IPの創出については、コミック誌『月刊ヒーローズ』を中心に、引き続きIP開発に注力しました。また、同誌掲載作品のクロスメディア展開に向け、複数の映像化プロジェクトを進行させるとともに、ゲームやパチンコ・パチスロ化の企画開発を推進しました。
映像を起点とした展開については、テレビ分野において『ウルトラマンX』の放送を開始し、WEB配信分野において『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』の映像配信を行いました。また、テレビやWEB配信を通じた映像展開に併せ、各々のキャラクターを活用した子供向け、大人向けの商品展開を実施しました。
IPの収益化を担うマーチャンダイジングについては、多様な分野において収益基盤の強化に努めました。ソーシ ャルゲーム分野においては、前期に投入した『アニマル×モンスター』の大型アップデートや新たなコラボレーシ ョン企画など、ゲーム性のさらなる改善を進めました。この他、既存キャラクターの商品展開に加え、コンセプトや世界観を形にする『A MAN of ULTRA』(ライセンスブランド)を立ち上げました。ライブエンタテインメント分野においては、『ウルトラマンシリーズ』を活用した体感型のライブエンタテイメント・ショーを、国内はもとより海外でも公演しました。パチンコ・パチスロ分野においては、当第2四半期に導入する『パチスロ バイオハザード6』や『CRヱヴァンゲリヲンX』など、IPを活用した複数の遊技機の営業活動を進めました。なお、当社グループは、当第1四半期に遊技機メーカーの株式会社アリストクラートテクノロジーズ、及び株式会社スパイキーを子会社化しており、今後は、両社が保有するハードウェアやソフトウェアなどの資産を活用した商品展開にも着手していきます。

(注)商品名は各社の商標または登録商標です。

連結財政状態に関する定性的情報

資産、負債及び純資産の状況

  1. 資産
    流動資産は、50,657百万円と前連結会計年度末比20,357百万円の減少となりました。これは主に売上債権の減少によるものです。
    有形固定資産は、12,253百万円と前連結会計年度末比56百万円の増加となりました。
    無形固定資産は、4,447百万円と前連結会計年度末比43百万円の減少となりました。
    投資その他の資産は、22,724百万円と前連結会計年度末比109百万円の増加となりました。これは主に長期貸付金の増加によるものです。
    以上の結果、資産の部は90,082百万円と前連結会計年度末比20,234百万円の減少となりました。
  2. 負債
    流動負債は、26,883百万円と前連結会計年度末比18,890百万円の減少となりました。これは主に仕入債務の減少及び未払法人税等の減少によるものです。
    固定負債は、4,893百万円と前連結会計年度末比596百万円の増加となりました。これは主に退職給付に係る負債の増加によるものです。
    以上の結果、負債の部は31,776百万円と前連結会計年度末比18,293百万円の減少となりました。
  3. 純資産
    純資産の部は、58,305百万円と前連結会計年度末比1,940百万円の減少となりました。これは主に利益剰余金の減少によるものです。

キャッシュ・フローの状況の分析

当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ185百万円増加し、16,009百万円となりました。

  1. 営業活動によるキャッシュ・フロー
    営業活動の結果使用した資金は、5,334百万円(前年同期は8,932百万円の支出)となりました。これは主に売上債権の減少24,506百万円、仕入債務の減少26,148百万円、法人税等の支払2,296百万円等によるものです。
  2. 投資活動によるキャッシュ・フロー
    投資活動の結果得られた資金は、75百万円(前年同期は544百万円の支出)となりました。これは主に貸付金の回収による収入1,427百万円、貸付けによる支出1,393百万円等によるものです。
  3. 財務活動によるキャッシュ・フロー
    財務活動の結果得られた資金は、5,445百万円(前年同期は1,172百万円の支出)となりました。これは主に短期借入れによる収入6,670百万円、配当金の支払1,107百万円等によるものです。

連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

(百万円) 2016年3月期見通し 2015年3月期実績 対前期増減率 (%)
売上高 120,000 99,554 +20.5
営業利益 6,000 4,743 +26.5
経常利益 6,500 5,491 +18.4
親会社株主に帰属する当期純利益 3,500 3,018 +15.9

通期連結業績予想は、平成27年4月30日発表の「平成27年3月期決算短信」の通り、公表した内容に変更はありません。