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決算概況・2016年3月期 第3四半期決算概況

詳細は「2016年3月期 第3四半期決算短信」をご覧ください。

  • 連結

(2015年12月31日現在)

連結経営成績(累計) (%表示は対前年同四半期増減率)

(百万円) 2015年3月期 第3四半期 2016年3月期 第3四半期 増減率 (%)
売上高 29,317 71,628 144.3
営業利益 △6,599 2,168 -
経常利益 △5,633 2,195 -
親会社株主に帰属する四半期純利益 △3,215 779 -

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連結貸借対照表(要約)

(百万円) 2015年3月期
(2015年3月31日)
2016年3月期 第3四半期
(2015年12月31日)
増減額
資産の部
流動資産合計 71,014 49,042 △21,972
固定資産合計 39,302 40,116 814
資産合計 110,316 89,158 △21,158
負債の部
流動負債合計 45,773 25,478 △20,295
固定負債合計 4,296 4,464 167
負債合計 50,070 29,943 △20,127
純資産の部
純資産合計 60,246 59,215 △1,030
負債純資産合計 110,316 89,158 △21,158

連結キャッシュ・フロー計算書(要約)

(百万円) 2015年3月期 第3四半期 2016年3月期 第3四半期 増減額
営業活動によるキャッシュ・フロー △12,232 8,896 21,129
投資活動によるキャッシュ・フロー △4,838 △3,223 1,615
財務活動によるキャッシュ・フロー 778 2,691 1,912
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △16,292 8,364 -
現金及び現金同等物の期首残高 29,583 15,823 -
現金及び現金同等物の四半期末残高 13,290 24,188 -

連結経営成績に関する定性的情報

[当第3四半期連結累計期間(4月-12月、以下「当第3四半期」)の概況]

売上高は71,628百万円(前年同期比144.3%増)、営業利益2,168百万円(前年同期は営業損失6,599百万円)、経常利益2,195百万円(同経常損失5,633百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益779百万円(同親会社株主に帰属する四半期純損失3,215百万円)となりました。

業績の主な要因は、下記のとおりです。
遊技機販売においては、販売台数は前年同期比43.7%増の220千台となりました。とくに、パチスロ販売台数は『ヱヴァンゲリヲン』シリーズをはじめ複数のタイトルが寄与し、同164.6%増の93千台となりました。また、パチンコ販売台数は同7.4%増の126千台となりました。販売済み及び営業活動中の主なタイトルは下表のとおりとなっています。

⟨ 販売済み及び営業活動中のタイトル(2016年1月29日現在)⟩

パチスロ遊技機 納品月
ヱヴァンゲリヲン・希望の槍 2015年6月
パチスロ バイオハザード6 2015年7月
アスラズ ラース 2015年9月
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 2015年11月
ああっ女神さまっ 2015年11月
ヱヴァンゲリヲン 魂を繋ぐもの 2015年12月
パチスロ 機動戦士ガンダム 覚醒-Chained battle- 2016年1月
PACHISLOT NINJA GAIDEN(※) 2016年2月
パチスロ ひぐらしのなく頃に 絆(※) 2016年2月

パチンコ遊技機 納品月
CRヱヴァンゲリヲン9 零号機暴走ループVer. 2015年5月
CRミリオンゴッドライジング 2015年7月
CR機動戦艦ナデシコ 2015年8月
CR魁!!男塾 2015年8月
CRヱヴァンゲリヲンX 2015年9月
CR緑ドン 花火DEボ~ンジョルノ 2015年11月
CRミリオンゴッドライジング-ZEUS再び- 2015年12月
CR天元突破グレンラガン(※) 2016年2月

(注)「※」印は、2016年1月29日現在、営業活動中のタイトルです。

主なIP(知的財産)の創出・事業化の取り組みは、下記のとおりです。
当社グループは、中長期を見据えた成長戦略として、キャラクターやストーリーをはじめとするIPをクロスメディアで展開する循環型ビジネスを推進しています。

コミックスにおいては、『月刊ヒーローズ』を中心にクロスメディア展開を見据えたIP開発に注力しています。同誌掲載作品『ULTRAMAN(ウルトラマン)』については、単行本第7巻を刊行し、発行部数は第1巻から累計で200万部を超えました。また、『天元突破グレンラガン』については、クロスメディア展開の一環としてパチンコ機の営業活動(2016年2月納品)を開始しました。なお、この他のタイトルについても、映像化プロジェクトやゲーム、パチンコ・パチスロなどへの商品化が複数進行しています。
映像メディアにおいては、『ウルトラマンX』の劇場公開が決定しました。なお、『ウルトラマンシリーズ』は、国内はもとより東南アジアにおいて、広告や商品展開を活性化させています。また、テレビメディアでは、2016年1月より『アクティヴレイド -機動強襲室第八係-』及び『灰と幻想のグリムガル』の放送を開始しました。これらのタイトルは、今後、多様なメディアでの商品化を予定しています。
ソーシャルゲームにおいては、2015年12月に2タイトルをリリースしました。現在は、既存タイトルも含めて収益性やゲーム性の改善に注力しています。なお、サービス中のタイトルは下表のとおりとなっています。
ライブエンタテインメントにおいては、引き続き『ウルトラマンシリーズ』を活用したヒーローショーや体感型ライブエンタテインメントショーを公演しています。今後は、国内はもとよりアジアの5つの国と地域で公演を予定しています。

⟨ サービス中のソーシャルゲームタイトル(2016年1月29日現在)⟩

ソーシャルゲームタイトル サービス開始年月
AKB48ステージファイター 2011年10月
AKB48の野望 2013年1月
AKB48グループ ついに公式音ゲーでました。 2014年5月
フリージング ヴァイブレーション 聖痕の翼 2014年12月
アニマル×モンスター 2015年3月
タワー オブ プリンセス 2015年8月
ソウル・オブ・セブンス 2015年12月
ガーディアンズ・ヴァイオレーション 2015年12月

  (注)上表のソーシャルゲームタイトルには、ライセンス展開を含んでいます。

(注)商品名は各社の商標または登録商標です。

連結財政状態に関する定性的情報

資産、負債及び純資産の状況

  1. 資産
    流動資産は、49,042百万円と前連結会計年度末比21,972百万円の減少となりました。これは主に売上債権の減少によるものです。
    有形固定資産は、11,679百万円と前連結会計年度末比517百万円の減少となりました。これは主に土地の減少によるものです。
    無形固定資産は、4,063百万円と前連結会計年度末比427百万円の減少となりました。これは主にソフトウェア仮勘定の減少及びのれんの減少によるものです。
    投資その他の資産は、24,373百万円と前連結会計年度末比1,758百万円の増加となりました。これは主に長期貸付金の増加によるものです。
    以上の結果、資産の部は89,158百万円と前連結会計年度末比21,158百万円の減少となりました。
  2. 負債
    流動負債は、25,478百万円と前連結会計年度末比20,295百万円の減少となりました。これは主に仕入債務の減少及び未払法人税等の減少によるものです。
    固定負債は、4,464百万円と前連結会計年度末比167百万円の増加となりました。これは主に資産除去債務の増加によるものです。
    以上の結果、負債の部は29,943百万円と前連結会計年度末比20,127百万円の減少となりました。
  3. 純資産
    純資産の部は、59,215百万円と前連結会計年度末比1,030百万円の減少となりました。これは主に利益剰余金の減少によるものです。

キャッシュ・フローの状況の分析

当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ8,364百万円増加し、24,188百万円となりました。

  1. 営業活動によるキャッシュ・フロー
    営業活動の結果得られた資金は、8,896百万円(前年同期は12,232百万円の支出)となりました。これは主に売上債権の減少35,093百万円、仕入債務の減少25,296百万円、法人税等の支払3,382百万円等によるものです。
  2. 投資活動によるキャッシュ・フロー
    投資活動の結果使用した資金は、3,223百万円(前年同期は4,838百万円の支出)となりました。これは主に貸付けによる支出4,473百万円、貸付金の回収による収入1,594百万円等によるものです。
  3. 財務活動によるキャッシュ・フロー
    財務活動の結果得られた資金は、2,691百万円(前年同期は778百万円の収入)となりました。これは主に短期借入れによる収入4,860百万円、配当金の支払1,986百万円等によるものです。

連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

(百万円) 2016年3月期見通し 2015年3月期実績 対前期増減率 (%)
売上高 120,000 99,554 +20.5
営業利益 6,000 4,743 +26.5
経常利益 6,500 5,491 +18.4
親会社株主に帰属する当期純利益 3,500 3,018 +15.9

通期連結業績予想は、2015年4月30日発表の「2015年3月期決算短信」の通り、公表した内容に変更はありません。
とくに、遊技機販売においては、新たな規則に対応するのはもちろん、市場の活性化に資する遊技機を企画開発し販売すべく、提携メーカーとともに鋭意取り組んでまいります。