進化の歴史

成熟化社会への進展とともに、新しいエンタテインメントを生み出し続けます。

1988年~ 心を豊かにするエンタテインメントを考える

人々の余暇時間の増大にビジネスチャンスを見出し、心の豊かさにつながるエンタテインメントを提供するために、1988年、当社の前身である(株)東洋商事を設立しました。

最初に取り組んだのは、気軽に楽しめるエンタテインメントとして、パチンコファンの拡大と、業界の健全化及び活性化です。設立から10年を経て、パチンコ市場の規模は30兆円に達し、東洋商事も業界最大手の流通企業に成長しました。

1998年~ メディアとしての遊技機の創出を本格的に開始

1990年代に入ると、液晶モニターを搭載した遊技機は、パチンコ、パチスロに映画やテレビと同様のメディアとしての魅力をもたらしました。

そこで、より多くのファンを獲得するために、世の中の認知度の高い良質なIPを活用した遊技機を商品化する試みをスタートさせ、遊技機のゲーム性・エンタテインメント性を高めることに注力しました。

2003年~ IPの多元展開に向けて

2003年の株式上場で調達した資金を活用して、コミック、アニメ、映画、テレビドラマ、ゲームなどの分野における良質なIPの商品化権を集中的に確保。さらに、優秀なクリエイティビティーを有する企業や人材とも連携し、遊技機だけではなく、他のメディアでも展開していく取り組みを始めました。

2008年~ 自社によるIPの創出・育成への挑戦

遊技機の独立系流通企業から始まり、IPを基軸としたパチンコ・パチスロで数多くのヒットを重ね、大きな成長を遂げました。その過程で、(株)円谷プロダクションのような良質なIPを保有する企業をグループに迎え入れました。そして、これまで行ってきた事業を再構築する形で、2012年にIPを主軸とした「成長するビジネスモデル」を打ち出しました。

ここに、メディアに依存することなく、かつ海外展開も見据えたIPの取得・創出・育成およびクロスメディア展開を推進するビジネスが大きく動き出しました。

2018年~ 次の30年への成長に向けて

当社は2018年6月に創立30周年を迎えました。
これにともない、今後30年の新たな成長に向けて、当社グループを再編成し、4つのカンパニー制へ移行することを発表しました。カンパニーはそれぞれ、フィールズ(株)を中核とする「PS流通カンパニー」、(株)BOOOMを中核とする「PS開発カンパニー」、(株)円谷プロダクションを中核とする「IP&MDカンパニー」、(株)デジタル・フロンティアを中核とする「映像カンパニー」としています。

「すべての人々に最高の余暇を」という企業理念のもと、世界に羽ばたく当社グループの取り組みに、ぜひご期待ください。