株主・投資家情報トップページ > Expert's View > フィールズへの第三者評価

Expert's View

フィールズへの第三者評価

2011年12月1日

写真:杉村 富生

経済評論家、マネーエコノミスト
杉村 富生

実践派の経済評論家、大正大学教授。ラジオ日経に「みんなでシッカリ財形ライフ!」「株式宅配便」などにレギュラー出演、分かりやすい経済・金融の解説、的確な株価分析には定評がある講演会は人気を博している。証券業界では"富を生む"男(本名)といわれている。

パチンコ・パチスロ市場は行政など外部環境の影響を受けやすい業態です。そのなかにあって、フィールズ株式会社は安定成長を続けています。これは特筆すべきことです。ダーウィンは「強く賢いものだけが生き残ったのではない。変化に対応できたものが生き残ったのだ」と指摘しています。まさに、フィールズ株式会社がそうではありませんか。
ビジネスモデルのユニークさに加え、的確な企業買収・提携戦略、タイムリーな新製品の投入(市場の変化に対応)が成長を支えています。さらに自己資本比率59.2% 、実質無借金に示される好財務内容、ROE(株主資本利益率)17.1%(上場企業の平均値は8%前後)が物語る収益力の高さに注目できます。
株式の上場は2003年3月です。"新興企業"と位置づけられています。経営陣、従業員の皆さんは若く働き盛りです。これは大きな魅力です。実は、「" 19の春"投資法」(筆者が提唱)ではこの点が最大のポイントになります。すなわち、元気な、若い企業に投資するのです。ちなみに、"19の春"とは「いまさら離縁というならば元の19にしておくれ、枯れ木に花が咲くならば元の19になれるのに…」の唄をヒントにしています。要するに、どんなに悔やんでも過去は取り戻せません。20歳、30歳の昔には戻れないのです。しかし、元気な、若い企業に投資することによって、結果的にその願いがかなうのです。投資家の皆さんが別の仕事をしたり、余暇を楽しんでいる間に、フィールズ株式会社は一生懸命に頑張ってくれます。"利"を生みます。これがお金に働いてもらう!という考え方です。
株式投資は"夢とロマン"ではありませんか。フィールズ株式会社はその候補(対象)になり得る企業です。筆者は「すべての人に最高の余暇を」という基本コンセプト(経営理念)が気に入っています。さらに、社会的な貢献、活発なIR活動も評価できます。結論的には長期投資に適した銘柄です。とはいえ、外部要因が不透明な状況(特に金融不安の存在下)では高ROE 、低PBR(現状はPBR1倍割れ)銘柄が買われる、という経験則があります。この点は要注目ではありませんか。

(注)本第三者意見は、2011年12月1日に発刊した「2012年3月期 株主通信(中間)」にご寄稿頂いた内容となります。