株主・投資家情報トップページ > IRライブラリー > 決算説明会資料 > 2013年3月期 第1四半期決算説明会 当社説明(要旨)

2013年3月期 第1四半期決算説明会 当社説明(要旨)

2012年8月3日(金)12:00より、フィールズ本社(東京都渋谷区)にて、2013年3月期 第1四半期決算説明会を開催いたしました。
本ページでは説明会での当社説明(要旨)についてご案内いたします。

代表取締役社長 大屋

挨拶

代表取締役社長 大屋

本日はご多忙のところ、弊社決算説明会にお越しいただき感謝申し上げる。
2013年3月期 第1四半期の決算概況及び補足としてパチンコ・パチスロ市場の概況について説明する。




総括

⇒席上配布資料 3ページ
当社グループは、2012年5月にIP(知的財産)に主軸をおいた『成長するビジネスモデル』を発表した。様々なメディアでひとつのIPを展開して、その価値あるいはファンを最大化していき、収益に結びつけていくという循環型のビジネスモデルである。

当期は、定性的には主にIPを取得・創出・育成していくための仕組みづくりに注力している。一部については収益化し始めており、その例として、成長分野であるソーシャル・ゲームで、当社の提供IPによるサービスがある。今後、第2四半期以降もタイトルの投入を予定している。
パチンコ・パチスロについてもソーシャル・メディア同様に、コンテンツを育成するための出口のひとつと位置付けており、今後は様々なメディアで展開するIPを取得する、または自社で創出するという戦略に軸足を移していく。
セグメントについては、出版の利益、映画の利益、ソーシャル・メディアの利益といったような基準ではなく、いかに戦略的にIPの価値を高めていくかという視点で捉えていく。よって、このたびIPを基軸とした単一の事業として定義した。

決算ハイライト(連結)

⇒席上配布資料 5ページ
当第1四半期の業績については、表の通りである。
前年同期との差異要因は、主に前第4四半期に販売した『パチスロ モンスターハンター』の一部当期計上分が寄与した結果、遊技機販売の台数が約2.1万台増となった。概ね計画通りに進捗している。

『パチンコ・パチスロ』遊技機販売状況

⇒席上配布資料 6ページ
パチンコ遊技機の販売状況は、『CRヱヴァンゲリヲン7』のライトバージョンを5月に販売し、比較的稼動も良く、一定以上の評価を得ることができた。パチスロ遊技機は『GTO~Limit Break~』1機種を販売、遊技機総販売台数は約6.5万台となった。
通期販売計画48万台に対しては進捗率が低く見えるが、これは第3四半期以降の新機種に比重を置いているためでありご安心いただきたい。

連結B/S(要約)

⇒席上配布資料 7ページ
連結B/Sは、表の通りである。
売掛金と買掛金の減少は、『パチスロ モンスターハンター』の販売によるものである。
その他の項目については、特筆すべき事項はない。

連結C/F計算書(要約)

⇒席上配布資料 8ページ
連結C/Fは、表の通りである。
営業C/Fの減少については、『パチスロ モンスターハンター』の仕入れ等によるものである。
投資及び財務C/Fについては、特筆すべき事項はない。

2013年3月期 通期業績見通し

⇒席上配布資料 10ページ
通期見通しに変更はない。

<補足>パチンコ・パチスロ市場概況

1Q 遊技機販売台数推移
パチンコの市場販売台数は、前第1四半期は東日本大震災の影響があった。当第1四半期は、パチンコの販売環境としてはとくに大きな変化はない。
一方、パチスロの市場販売台数は一昨年、昨年と比較しても増加しており、市場の回復が継続している。

パチンコ・パチスロ稼動状況
直近のパチンコの稼働状況は、前年割れで推移している。6月にヒット機種が投入され、盆商戦などで今後のリカバリーが期待される。
直近の特徴としては、6月から7月にかけて、パチンコの新内規機が投入されたが、現状ではファンの反応がいまひとつと見える。新内規は、設計の自由度が上がっていることから、当社も含め、ゲーム性の向上を早急に図らなければならないと考える。
パチスロは、販売台数は好調に推移し、稼動は前年と同様に高水準で推移している状況である。下半期にかけては、ゲーム性・エンタテインメント性がより高まった大型タイトルの投入が期待されている。

以上