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2013年3月期 第1四半期決算説明会 質疑応答(要旨)

2012年8月3日(金)12:00より、フィールズ本社(東京都渋谷区)にて、2013年3月期第1四半期決算説明会を開催いたしました。
本ページでは説明会での主な質疑応答(要旨)についてご案内いたします。

フィールズ株式会社 2013年3月期 第1四半期決算説明会 主な質疑応答(要旨)

2012年8月3日

Q1:京楽産業.との「オッケー.」ブランド投入のスケジュールについて。

A1:「オッケー.」ブランドの投入時期については、京楽産業.と協議を重ねて調整しており、少々、当初計画通りではないが想定の範囲内である。

Q2:「オッケー.」ブランドの販売に対する自信や意気込みはどうか。

A2:当然、商品のクオリティについては自信を持っている。販売については、市場の状況も考慮しつつ進めたいと考えている。

Q3:パチンコホールの海外証券取引所への上場について、どのような見解を持っているか。

A3:資金調達ルートが増え、今後の店舗展開のスピードや柔軟性についてプラスであると見ている。もう1点、非常に厳しいコンプライアンス、ガバナンスチェックを乗り越え、パブリックカンパニーになった意義は大きい。今後は異業種からの参入なども期待でき、業界全体にポジティブと考えられる。多様な面でレピュテーションが上がると見ている。

Q4:IP(知的財産)の価値の最大化を目指しているが、どの程度の価値のあるIPが、どの程度上がったかという評価軸はどう測っていくのか。

A4:IPによる収益は、プロジェクト管理ベースである程度はわかる。価値の向上については、見る視点によって全く異なるため、見地を整理した上で、正しい伝え方を提供できればと考えている。

Q5:インタラクティブメディアでのIPの展開についてはどの程度の勝算を想定しているか。

A5:例えば、AR(拡張現実)カードは、トレーディングカードの発展系という位置づけである。デバイスとトレーディングカードをいかに組み合わせていくかということを行っている。第2四半期には反映される予定である。今後は、ゲーム端末など他のデバイスとの連動という展開に広げていきたい。カード1枚ではあるが、ビジネス的な広がりを考えている。

Q6:収益化が進んでいるソーシャル・ゲームの状況、及びIPを使用した他のメディア展開については進捗はどうか。

A6:コンプガチャ撤廃前後のグロス売上は変わっておらず、堅調に推移している。
同IPの今後の展開では、コンシューマ向けなど様々なプラットフォーム向けゲーム、発展型トレーディングカード、プライズ商品の企画が進んでいる。

Q7:配当方針及び増配に対しての見通しはいかがか。

A7:連結配当性向は、純利益に対して20%以上の実施と定めている。当期の業績見通しを達成すると21%台となる。業績が見通しを上回れば、増配も視野に入れて検討する。

Q8:『ヒーローズ』の現在の状況と今後の方向性を教えていただきたい。

A9:創刊時と比較すると消化率は落ちてきているが、月刊誌の中の実売部数では多い部類に入っており、影響力を持っていると見ている。今後は内容や展開の方法をもう少し積極的に行う方針であり、投資も行う予定である。
また、コミックスという領域にとどまらず、『成長するビジネスモデル』の中でIPを循環させていく点について、議論を重ねている状況だ。

Q9:ソーシャル・ゲームの展開で、現在収益化が進んでいるIP以外の展開はあるか。

A9:当社のチャレンジとしてソーシャル・ゲームの開発に入っているタイトルが複数ある。それ以外にもIPの取得から着手しているものもある。時期がきたらリリースしたい。

Q10:IPに主軸を置いた単一事業という定義による単一セグメント開示は理解できるが、今後、収益が大きく拡大してきたときにメディアや部門ごとに開示する方針はあるか。

A10:各部門には、IPの価値を最大化するために全力を尽くすよう伝えているので、部門ごとに収益評価するという見方はしていない。いずれはインキュベーションが終わり、大きな収益をあげるプロジェクトが出てくると思う。その時には、皆様にご理解いただける形でお伝えする。

以上