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2015年3月期 第3四半期決算説明会 当社説明(要旨)

2015年2月4日(水)11:30より、大手町ファーストスクエアカンファレンス(東京都 千代田区)にて、2015年3月期 第3四半期決算説明会を開催いたしました。
本ページでは説明会での当社説明(要旨)についてご案内いたします。

代表取締役社長 大屋

2015年3月期 第3四半期累計期間(当第3四半期) 総括

代表取締役社長 大屋

⇒席上配布資料 2ページ
当第3四半期の売上高は293億円、経常利益は△56億円となった。

遊技機販売において、既に導入の「CRヱヴァンゲリヲン9」(約10万台販売)、「サラリーマン金太郎 出世回胴編」(約4万台販売)が第4四半期の売上計上となっており、当第3四半期は前述の業績となった。
通期業績見通しは、第4四半期にこれら2機種を売上計上するとともに、「パチスロ ベルセルク」、「ぱちんこ ウルトラバトル烈伝」他を販売することで、概ね達成可能と考えている。
IPは、現在148本のIPを取得・保有しており、今期は88メディアで商品やサービスを展開する予定である。


1. 2015年3月期 第3四半期 連結業績概要

連結P/L

⇒席上配布資料 4ページ
当第3四半期の連結P/Lは、売上高293億円、営業利益△65億円、経常利益△56億円、当期純利益△32億円となった。
遊技機販売台数は、パチンコ11.8万台、パチスロ3.5万台となった。

連結B/S

⇒席上配布資料 5ページ
連結B/Sは表の通りである。
特筆すべき事項はない。

連結キャッシュ・フロー

⇒席上配布資料 6ページ
連結キャッシュ・フローは表の通りである。
特筆すべき事項はない。

通期業績見通し

⇒席上配布資料 7ページ
通期業績見通しは、据え置いている。
遊技機販売において、パチンコは期初計画4機種に対し、5機種を売上計上、パチスロは期初計画8機種に対し、3機種を売上計上する。
販売タイトル数は減少しているものの、各タイトルの販売台数は概ね計画を上振れている。第4四半期には「パチスロ ベルセルク」、「ぱちんこ ウルトラバトル烈伝」の販売も予定している。

前期(2014年3月期) 主な遊技機ラインアップ

⇒席上配布資料 8ページ
2014年3月期の主な遊技機ラインアップは表の通りである。

2015年3月期 主な遊技機ラインアップ

⇒席上配布資料 9ページ
2015年3月期の主な遊技機ラインアップは表の通りである。
「ぱちんこ ウルトラバトル烈伝」は、ウルトラマンシリーズの最新作であり、パチンコホール様からの事前評価も高いものになっている。
「パチスロ ベルセルク」は、新規参入メーカーである七匠の第一弾商品である。当社は七匠の株式を一部保有し、版権の提供や開発のサポートを行っている。現在、営業活動中だが、パチンコホール様からの評価も高く、売り切れる見込みである。


(ご参考)パチンコ・パチスロ市場動向

規制/パチスロタイプの変遷

⇒席上配布資料 11ページ
2014年9月にパチスロ型式試験方法の変更があり、2015年11月以降は、機械そのものの在り方が変わることとなった。
しかし、2004年の規則改正時と同様、従前のゲーム性に影響はあるものの、当社はビジネスチャンスと考えている。

パチスロ設置台数/販売台数の推移

⇒席上配布資料 12ページ
パチスロ設置台数は、2004年の規則改正を受けて、2006年を境に減少傾向となった。2009年にはピーク時から35万台近く減少し、134万台となった。
しかし、業界初の新基準機「エヴァンゲリオン」登場以降、遊技機のゲーム性やエンタテインメント性は改善が重ねられ、2010年以降は設置台数が増加に転じ、2014年は172万台まで回復した。

パチスロ5号機 販売台数の推移

⇒席上配布資料 13ページ
パチスロ販売台数は、旧基準機(2004年の規則改正以前の遊技機、通称4号機)の設置期限を迎え、大きく落ち込みを見せた。
しかし、新基準機(通称5号機)であっても、規則に沿って、かつ創り込んだ遊技機は5万台、10万台と、大きな販売台数になった。
2015年11月以降、機械そのものの在り方が変わったとしても、当社はこれをチャンスと捉え、積極的に創り込まれた遊技機を投入し、市場の活性化に寄与していきたいと考えている。

パチンコ タイトル別設置動向

⇒席上配布資料 14ページ
パチンコ タイプ別設置動向は図の通りである。


(ご参考)パチンコ・パチスロ市場データ

パチンコ タイトル別設置動向

⇒席上配布資料 15~20ページ
直近のパチンコ・パチスロ市場データはグラフの通りである。

専務取締役 繁松

2.IPへの取り組み

循環型ビジネスモデルの原理

専務取締役 繁松

⇒席上配布資料 22ページ
当社は、IPを基軸に、包括的にビジネスを展開することでIPの価値最大化、企業価値の向上を図っている。




IPの展開状況

⇒席上配布資料 席上配布資料23ページ
現在、自社IPが55本、協業IPが43本、他社IP が50本で、総数が148本となっている。映像化、マーチャンダイジングにつながる取り組みを行っているIPは、自社IPで65本、協業IPで11本、他社IPで12本。IPの創出から、映像化、マーチャンダイジングなどのクロスメディアビジネスの領域を1周するのにおよそ3年を要するため、2016年3月期の後半から2017年3月期に大きな波がくる予定だ。

自社IPの展開例:ウルトラマンシリーズ

⇒席上配布資料 席上配布資料24ページ
ウルトラマンシリーズは幅広い層のファンに向けて、様々な施策を行っている。
当第3四半期は、東日本旅客鉄道(株)をパートナーとして実施したスタンプラリーが想定を上回る人気となった。3世代にわたって知名度の高いIPの強みを発揮している。
今後、キッズ・ファミリー向けには(株)バンダイをパートナーにテレビシリーズを拡大・強化していく。大人向けには、ライブエンタテインメントや遊技機への展開を推進する。同時に海外展開も積極的に行っていく。

自社IPの展開例:ソードガイ 装刀凱

⇒席上配布資料 25ページ
ヒーローズから創出したIPの展開イメージとして、ソードガイを取り上げて説明する。2012年12月に連載がスタートし、当期から映像化に着手した。2016年春のテレビ放送およびマーチャンダイジング展開を予定しており、連載開始から3年半程度のサイクルとなる。ヒーローズから創出した他のIPも、同様に2016年3月期および2017年3月期ごろから、順次映像公開やグッズ、遊技機等の商品として展開していく予定だ。

2015年3月期の主なIP展開例

⇒席上配布資料 26、27ページ
2015年3月期の主なIP展開例は資料の通り。
ソーシャルゲームでは、タイトル数を絞り、収益貢献の大きいAKB48を活用したタイトルを中心に展開している。


以上