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2016年3月期 第1四半期決算説明会 当社説明(要旨)

2015年8月3日(月)11:30より、大手町ファーストスクエアカンファレンス(東京都 千代田区)にて、2016年3月期 第1四半期決算説明会を開催いたしました。
本ページでは説明会での当社説明(要旨)についてご案内いたします。

代表取締役社長 大屋

1. 2016年3月期 第1四半期決算総括

代表取締役社長 大屋

⇒席上配布資料 2ページ
2016年3月期 第1四半期の業績は、売上高が171億円、経常利益が△8億円となった。
業績は通期見通しに対して概ね計画通り進捗している。
なお、遊技機販売では、第1四半期にパチンコ1.5万台、パチスロ2.8万台を計上した。併せて、第2四半期に導入する遊技機を数機種発表し、現在営業活動を進めている。この他、株式会社アリストクラートテクノロジーズ、株式会社スパイキーを子会社化した。
IPの取り組みでは、現在、取得・創出したIP総数が157タイトルとなっており、2016年3月期は103メディアに展開する予定である。


2. 2016年3月期 第1四半期 連結業績概要

連結P/L

⇒席上配布資料 4ページ
2016年3月期 第1四半期の連結P/Lは表の通りである。
売上高171億円、営業利益△10億円、経常利益△8億円、親会社株主に帰属する四半期純利益△8億円となっており、通期見通しに対して概ね計画通り進捗している。

主な遊技機ラインアップ

⇒席上配布資料 5ページ
2016年3月期の発表済みの遊技機ラインアップは表の通りである。
第1四半期は主にパチスロ『ヱヴァンゲリヲン・希望の槍』を2.3万台、パチンコ『CRヱヴァンゲリヲン9 零号機暴走ループVer.』を数千台計上している。
第2四半期はすでに5機種発表しており、7月納品の『パチスロ バイオハザード6』や『CRミリオンゴッドライジング』は概ね計画通りの販売台数となった。
なお、現在営業中の『CRヱヴァンゲリヲンX』は9月納品であるが、代行店販売のため翌月(第3四半期)計上となる。

連結B/S

⇒席上配布資料 6ページ
連結B/Sは表の通りである。
特筆すべき事項はない。

連結キャッシュ・フロー

⇒席上配布資料 7ページ
連結キャッシュ・フローは表の通りである。
特筆すべき事項はない。

新規連結子会社について

⇒席上配布資料 8ページ
新規連結子会社の概要は資料の通りである。
今後は、提携メーカーや当社グループ会社と協力して、株式会社アリストクラートテクノロジーズ及び株式会社スパイキーが保有するハードウェア、ソフトウェア等の資産を活用した商品展開に着手していく。

(ご参考)パチンコ・パチスロ市場動向/データ

パチスロ販売状況

⇒席上配布資料 10ページ
パチスロ販売状況はグラフの通りである。
前年同期と比較すると、型式試験方法の変更等を受けてタイトル数が減少している一方、販売台数は微減に留まっている。

パチスロ設置状況

⇒席上配布資料 11ページ
パチスロ設置状況はグラフの通りである。
現在、射幸性が抑えられた新基準機の設置が始まっている。新基準機は市場から支持を得るのが難しいとされていたが、ユーザーからの評価を得て、旧基準機を上回る稼働を見せている。

パチンコ販売状況

⇒席上配布資料 12ページ
パチンコ販売状況はグラフの通りである。
前年同期と比較すると、販売台数が横ばいとなる一方、販売タイトル数が減少した。これは一部中堅メーカーが商品を出せない状況にあるためで、実質的に大きな変化ではない。
なお、今後は10月末の旧基準機の新台設置期限に向けて、大手メーカーを中心にMAX機が多数販売される見通しである。

パチンコ設置状況

⇒席上配布資料 13ページ
パチンコ設置状況はグラフの通りである。
特筆すべき事項はない。

保通協 型式試験の適合状況

⇒席上配布資料 14ページ
保通協での型式試験の適合状況はグラフの通りである。
前年と比較すると、パチスロは申請数が絞られたことで減少しており、パチンコは旧基準機の新台設置期限に向けた駆け込みの影響で増加している。

取締役副社長 繁松

3. IPの取り組み

IPの展開状況

取締役副社長 繁松

⇒席上配布資料 16ページ
IP総数や展開状況はグラフの通りである。
今後はIPの絶対数が増えていく。また、IPのクロスメディア展開を通じて収益拡大を目指していく。




IP創出の状況

⇒席上配布資料 17ページ
IP創出の状況は資料の通りである。
「月刊ヒーローズ」を中心に新規IP開発を進めている。とくに、創刊4周年に向け、認知度の高い他社IPを同誌で展開すべく諸施策を進めている。また、掲載タイトルの選択と集中にも取り組んでいる。
クロスメディア展開の状況は、「ULTRAMAN」の単行本を6巻まで刊行し、累計発行部数が170万部を突破した。現在、マーチャンダイジング展開を映像化に先駆けて国内外で進めている。この他にも、映像化7タイトル、ゲーム/パチンコ・パチスロ化9タイトルが進行している。

IP映像化の状況

⇒席上配布資料 18ページ
IP映像化の状況は資料の通りである。
「ウルトラマンX」は7月より放送を開始し、グッズ展開も前作「ウルトラマンギンガS」を上回る勢いである。
また、「怪獣酒場」というコンセプトに基づき、飲食店をオープンするとともに、外部のクリエイター等とコラボレーションし、映像化やグッズ化を含めたクロスメディア展開を実施している。

IPマーチャンダイジングの状況(ソーシャルゲーム)

⇒席上配布資料 19ページ
ソーシャルゲームの状況は資料の通りである。
既存タイトルは選択と集中を進めつつ、ゲーム性のさらなる改善を図っている。とくに「アニマル×モンスター」は、大型アップデートや各種コラボレーションなど、マネタイズ強化に向けた諸施策を進めた。
一方、新規投入予定タイトルは、今期ネイティブで4~5本を計画している。「タワー オブ プリンセス」は事前登録数が1週間で10万件を超えており、今後どのようにマネタイズにつなげるかがポイントと考えている。マーケット状況が厳しいブラウザはリリースを中止した。

IPマーチャンダイジングの状況(グッズ等の商品化)

⇒席上配布資料 20ページ
グッズ等の商品化の状況は資料の通りである。
ライセンスブランド「A MAN of ULTRA」は、現在ライセンス企業が27社となっており、今後はさらに多様なメーカーとのコラボレーションを計画している。また、秋にはコンセプトショップを表参道ヒルズで展開する予定となっている。
WEB配信を中心にコンテンツを展開する「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン」は、15話までの総視聴者数が800万人超となり、ライセンス企業も28社となった。今後はクロスメディア展開を広げ、レバレッジを利かせていきたい。

IPマーチャンダイジングの状況(ライブエンタテインメント)

⇒席上配布資料 21ページ
ライブエンタテインメントの状況は資料の通りである。
「ウルトラヒーローズ THE LIVE アクロバトル クロニクル」は、国内3都市で公演を実施した。また、海外では香港で公演を実施し、今後はマカオや中国での公演も決定している。なお、興行は主目的ではなく、マーチャンダイジング展開や広告利用のフック(契機)と考えている。


以上