グループ成長戦略(中期経営計画)

PS事業領域

中期経営計画の説明資料につきましては、「2022年3月期 決算概要および中期経営計画(2023/3期-2025/3期)説明資料」をご覧ください。

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市場環境[今後のパチンコ・パチスロ市場の変化予測]


図:ウルトラマンゼロ

パチンコ・パチスロ業界は、現行規則がホールやメーカー、ファン等に与える影響を考慮しながら、新たな規則が施行される傾向にあります。この傾向については、次ページでご説明します。



市場環境[今後のパチンコ・パチスロ市場の変化予測]


図:ウルトラマンゼロ

パチスロ市場の変遷における周期性は四季の変遷に喩えられます。
新たな規則の施行に伴い、市場は冬の時代を迎えました。これにより、販売台数の減少といった影響が顕著に見られるようになりましたが、メーカー各社は新規則下で開発可能なゲーム性を模索し、技術革新とあわせて、新たな面白さを生み出すことにより、冬の時代を乗り越えてきました。これを当社では春の訪れに喩えています。パチンコについては、2021年に春が終わり、夏を迎える程の商品開発が可能となっています。当社が2021年12月に販売したパチンコ『新世紀エヴァンゲリオン ~未来への咆哮~』は、多くのファンからご評価いただき、中古市場では現時点で定価の5倍近い値段で取引されています。部材調達さえ適えば、このような市場から評価される高いクオリティ商品開発と、その提供が実現できていることからも、パチンコが冬の時代を終えて春から夏に向かっていることの証左であると考えています。



PS事業[今後の当社販売機種]


図:ウルトラマンゼロ

販売実績(台数)を基にした当社販売機種の評価については左図の通りです。
前述のとおり、当社ではパチンコ『新世紀エヴァンゲリオン ~未来への咆哮~』のような、ホールやファンが満足する遊技機を開発していきます。また、規則改正の周期性という観点で見れば、2030年頃までは夏から秋の時季が続くと予想できます。提携メーカー数の拡充、機種数の確保、クオリティの向上は、規則改正を乗り越えた技術があれば、充分可能であり、販売台数もの増加にもつながります。一方で、顕在化する地政学リスクの問題により、業界全体における部材供給が難しく、製造できる台数に限りがある状況となっています。当社の最終的な目標は、年間でパチンコ12機種、パチスロ12機種の販売ですが、次期については、部材調達等のリスクも踏まえ、ホールの購買意欲は高くとも、パチンコ7機種、パチスロ8機種で計画を立てています。





遊技機業界をサポートするデジタルコミュニケーション事業


図:ウルトラマンゼロ

当社は、遊技機の販売のみならず、パチンコ・パチスロ業界のあらゆるコミュニケーション活性化に資する様々なサービスの提供を行っています。「ぱちんこパチスロ情報ステーション」は、取引数1万件を超えるホール向けメディアです。また、ファン向けのメディア「ネットパチンコドットコム」のほか、ホール向け集客支援WEB広告配信サービス「Optimize」を展開しています。そして、2022年8月頃に新たなサービスである「ぱちんこ.com」のスタートを予定しています。本サービスは、私が社長職に復帰した2018年に構想を発表したものであり、マーケットの活性化を図る、遊技機の2次流通促進サイトです。



PS事業[目標]


図:ウルトラマンゼロ

部材調達リスクに鑑みて、2022~2023年度は保守的にみています。一方で、2024年度は、顕在化する地政学リスクが終息すると見ており、営業利益の目標を45億円まで引き上げています。