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2014年3月期 第2四半期決算説明会 当社説明(要旨)

2013年11月7日(木)11:30より、トップ オブ ザ スクエア 宴(東京都千代田区)にて、2014年3月期 第2四半期決算説明会を開催いたしました。
本ページでは説明会での当社説明(要旨)についてご案内いたします。

代表取締役社長 大屋

1. 2014年3月期 第2四半期 連結業績概要

総括

代表取締役社長 大屋

⇒席上配布資料 3ページ
2014年3月期 第2四半期は、収益基盤であるパチンコ・パチスロ遊技機販売において、 4ブランド・5タイトルを販売し、好調に推移。

また、IPの育成・事業化へ向けた取り組みも着実に進行している。


連結P/L

⇒席上配布資料 4ページ
2014年3月期 第2四半期の連結P/Lは、増収増益となった。

その主因は、
パチンコ・パチスロともに販売台数が伸長したことで、業績を牽引した。

遊技機販売の詳細について、次に説明する。

遊技機の計上台数

⇒席上配布資料 5ページ
パチンコの計上台数は、前上半期 2機種、約46,000台に対し、当上半期は、主力の『CRヱヴァンゲリヲン8』『新世紀ぱちんこベルセルク』を含む3機種を販売し、約110,000台であった。

パチスロの計上台数は、
前上半期、2機種の販売と期ずれ計上分(『モンスターハンター』)を含めた約54,000台だったが、当上半期は、『回胴黙示録カイジ3』『デビル メイ クライ 4』の2機種を投入、それぞれ堅調に推移し、約61,000台であった。

パチンコ・パチスロともに前年同期と比較して計上台数が増加した。

連結B/S、キャッシュ・フロー

⇒席上配布資料 6ページ
連結B/Sについては表の通りである。
特筆すべき事項はない。

連結キャッシュ・フロー

⇒席上配布資料 7ページ
連結キャッシュ・フローについては表の通りである。
特筆すべき事項はない。



2. 主なIPの取り組み

IPの創出と育成・事業化

⇒席上配布資料 9ページ
IPの創出と育成・事業化に向けた主な取り組みについて、以下に説明する。

「月刊ヒーローズ」は現在までに20作品となり、継続してIP創出に取り組んでいる。
コミックス「ULTRAMAN」は9月に第3巻を刊行し、現在の累計部数が約90万部と好調で、ミリオンセラーもみえてきた。

「マジェスティックプリンス」は、9月までに全24話のテレビ放送を終了したが、想定以上の評価をいただいた。
さらに、グッズ展開、ソーシャル・ゲーム、遊技機などの展開に繋げ、IPの価値向上に注力する。
(→ご参考:「主な質疑応答(要旨)」
Q4.「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」のテレビアニメの総評
Q7.「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」の展開について)

「ウルトラマンシリーズ」では、新シリーズ「ウルトラマンギンガ」を7月にテレビ放送し、9月に映画公開した。
さらに、「大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア」を9月に映画公開およびテレビ放送し、同月、パートナー企業からアーケードゲームの展開を行った。
また、10月には当社からパチスロ機「ウルトラマンウォーズ」をリリースした。
今後も新たなキャラクターの創出と多メディア展開を推進していく。

「ベルセルク」は、2013年2月までに公開したアニメーション映画3部作の映像を用い、
8月にソーシャル・ゲームとパチンコ遊技機をリリースした。
今後さらなる展開を図るべく、企画開発を推進している。

IPの創出と育成・事業化 - ウルトラマン

⇒席上配布資料 10ページ
当社グループは、IPの育成・事業化として、コミックス、アニメーション、映画/テレビ/舞台、インタラクティブ・メディア、コンシューマプロダクツ、パチンコ・パチスロの6分野でIP展開を進めている。

その一例として、「ウルトラマンシリーズ」のIP展開は図の通りである。
IP価値最大化に向けたマルチユース展開が進んでいることをご理解いただけると思う。

今後、他のIPも同様に多メディア展開を進め、IPの価値向上に注力していく。

(→ご参考:「主な質疑応答(要旨)」
Q8.「ウルトラマン」IPの海外展開)



3-1. <マーチャンダイジング分野>パチンコ・パチスロ事業

パチンコ市場の販売の状況

⇒席上配布資料 12ページ
パチンコの販売台数、販売タイトル数の推移はグラフの通りである。
(※グラフは、各年1~12月で記載)

販売台数は、当上半期では、2012年にあった20万台を超えるようなタイトルが不在のため、現在は前年同期比減で推移している。モメンタムとしてはやや弱いと見ている。

パチスロ市場の販売の状況

⇒席上配布資料 13ページ
パチスロの販売台数、販売タイトル数の推移はグラフの通りである。
(※グラフは、各年1~12月で記載)

販売台数は、前年同期比において増加傾向が続いている。
10~12月にも各社から新タイトルの投入が続くので、1~12月の前年比でも増加傾向となる見込み。

補足)パチンコ・パチスロ平均稼動について

パチンコは、高い水準ではないが、安定してきている。
パチスロは、順調な回復傾向から一服感がみられるが、特定要因によるものではなく、市場を牽引するようなタイトルもないことから、現在の状況に至っている。

3Q以降の商品ラインアップ

⇒席上配布資料 14ページ
現在、発表している3Q以降のパチンコ・パチスロ新機種ラインアップは以下の通り。

10月 パチスロ『ウルトラマンウォーズ』
11月 パチンコ『CR鉄拳』
1月  パチスロ『機動戦士ガンダム』

直近、発表した『機動戦士ガンダム』は、多くの幅広いファンを持つコンテンツであり、パチスロでもその世界観を体感いただけるよう、透過型の全面液晶に加え、筐体下部にも11インチ液晶を搭載し、迫力あるバトルや圧巻の名シーンを表現している。




専務取締役 繁松

3-2. <マーチャンダイジング分野>インタラクティブメディア事業/コンシューマプロダクツ事業

2014年3月期の主なソーシャル・ゲーム

専務取締役 繁松

当上半期は以下の4本のゲームタイトルをリリースした。

「ベルセルク~快進撃!怒涛の傭兵団~」
「必殺仕事人~お仕置きコレクション~」
「姫奪!!デモンズサーガ」
「KstarsWonderland」

直近リリースした「KstarsWonderland」は、女性をターゲットにした韓流スターとの恋愛シミュレーション・ゲームである。
今後順次、メジャー・アーティストを追加しながら、同一フォーマットの上で展開することを考えている。

なお、前期から継続の「AKB48」を核にした既存4タイトルは、安定した収益を維持している。

(→ご参考:「主な質疑応答(要旨)」
Q9.「KstarsWonderland」の展開)

コンシューマプロダクツの主な展開

コンシューマプロダクツでは、コンセプトショップの運営や円谷プロダクションのライセンス事業などを展開している。

当上半期は、「ウルトラマンギンガ」のテレビ放送に伴うグッズ展開などにより、順調に事業規模を拡大している。

今後は、IPのライセンスアウトで数字を伸ばしつつ、展開するアイテムを増やすことでも事業規模の拡大を図っていく。

IP相関図

⇒席上配布資料 16ページ
コミックス、アニメーション、映画/テレビ/舞台、インタラクティブ・メディア、コンシューマプロダクツ、パチンコ・パチスロの領域にIPを循環させるという当社のビジネスモデルに沿って、各IPの価値最大化に注力していくとともに保有IPを増やしていく。

注)資料図…緑:自社IP、青:外部IP

以上