株主・投資家情報トップページ > IRライブラリー > 決算説明会資料 > 2021年3月期 決算説明会 当社説明(要旨)

2021年3月期 決算説明会 当社説明(要旨)

2021年5月14日(金)12:00より、2021年3月期決算説明会(電話会議)を開催いたしました。 本ページでは説明会での当社説明(要旨)についてご案内いたします。

取締役 小澤

2021年3月期 決算概要

連結P/L(要約)

⇒決算説明資料 2ページ
連結P/Lは表の通りである。
売上高は387.9億円(前年同期比58.3%)、営業損失22.4億円(前年同期の営業利益7.1億円)、経常損失20.3億円(同経常利益9.3億円)、親会社株主に帰属する当期純損失34.5億円(同親会社株主に帰属する当期純利益4.9億円)となり、概ね修正予想通りに着地した。



連結B/S(要約)

⇒決算説明資料 3ページ
連結B/Sは表の通りである。
資産合計、負債純資産合計は523.7億円と、前期比で減少した。
これは、前期末に販売した遊技機の売上債権や仕掛品の減少等によるものである。



2021年3月期 パチンコ・パチスロ販売の状況(当社)

⇒決算説明資料 4ページ
通期のPS販売状況は表の通りである。
第1四半期および第4四半期は緊急事態宣言の発出による影響を受け、販売スケジュールを変更した。とくに第1四半期では、パチンコホールが休業を実施したことを受けて当社も営業活動そのものを自粛する等の大きな影響を受けた。
第2四半期に入ると、パチンコホールにあわせて当社も営業活動を再開し、パチスロ3機種の販売で1.3万台を計上し、続く第3四半期ではパチンコ2機種、パチスロ3機種を順調に販売し、計5.2万台を計上した。
第4四半期では、第3四半期以上の販売台数を計画していたものの、再度の緊急事態宣言発出により営業活動に支障をきたし、パチンコ2機種、パチスロ1機種を翌期に延期したことで2.7万台の計上となった。
以上の結果、通期では9.5万台の計上台数で着地した。



グループ事業の状況 IPビジネス領域について

⇒決算説明資料 5ページ
グループ事業におけるIPビジネス領域の状況は記載の通りである。
グループ中期事業戦略に基づき、円谷プロダクションとデジタル・フロンティアの2社をグローバルなIP企業として育成し、そこで得られた知見や仕組みを次のステップで拡張・横展開していくという展望のもと事業を推進した。
これにより、当期は両社ともに戦略的な取組みの成果が目に見える形で現れることとなった。



グループ事業の状況 円谷プロダクション

⇒決算説明資料 6ページ
円谷プロダクションの状況は図表の通りである。
左図の通りNTTドコモ社との協業により定額制のデジタルプラットフォームサービス『TSUBURAYA IMAGINATION』の提供を開始した。また右図の通り、ライセンス事業についても大手企業とのパートナーシップを新たに獲得したほか、海外事業領域において中国市場からのライセンス収入等が大きく利益に貢献した。



グループ事業の状況 デジタル・フロンティア

⇒決算説明資料 7ページ
デジタル・フロンティアの状況は図表の通りである。
国内ゲーム会社を中心としたCG映像制作の受託や、国内外からのVFX映像制作に継続して対応した。
新たな取り組みとして、左図の通り『合弁会社バーチャル・ライン・スタジオ』を設立した。これは、グリーンバックのスタジオであり、コロナ禍においては3密を避けた安全な環境下での映像制作を可能としている。
また、右図の通り、Netflixとの複数年にわたるVFX映像制作等の業務委託契約を締結した。第1弾作品である『今際の国のアリス』は既に配信されており、好評を得ている。



次期の見通し 今後の当社グループの事業展開

⇒決算説明資料 8ページ
今後の当社グループの事業展開は表の通りである。
コロナ禍におけるライフスタイルの変化等を受け、当社の企業理念である「すべての人に最高の余暇を」の下、グループの事業ドメインをPS事業およびIP事業の2本柱に再構成していく。
PS事業については、左表の通り、成熟市場下での安定的なPS事業の基盤構築を掲げ、効率的な収益確保と持続的な成長が可能な体制作りを推進する。
IP事業については、当社グループをIP企業へとシフトさせる取り組みを進める。とくに円谷プロダクションとデジタル・フロンティアをグローバルなIP企業に育成し、得た知見や仕組みを拡張、横展開していくことを想定している。



次期の見通し(第1四半期の状況)

⇒決算説明資料 9ページ
次期(2021年度)における第1四半期の状況は表の通りである。
記載の通り、『ぱちんこGANTZ極』、『ぱちんこウルトラマンタロウ2』の2機種については既に納品を開始しており、3.5万台と順調に推移している。また、パチンコ1機種、『P ベルセルク無双』、パチスロ1機種、『パチスロ 百花繚乱 サムライガールズ』を現在販売中であり、足元では第2四半期に納品を予定している『P 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の営業を開始した。
IP事業については、円谷プロダクションおよびデジタル・フロンティアともに順調に推移している。
なお、次期の見通しは現在未定とし、合理的な算定が可能となった時点で速やかにお知らせする。また、中期経営計画も合わせて発表させていただく予定である。



以上