2023年3月期 第2四半期決算説明会 主な質疑応答（要旨）

2023年3月期 第2四半期決算説明会 主な質疑応答（要旨）

Q1：ウルトラマンの中国における状況とトレーディングカードがヒットした理由を伺いたい。

A1：中国においては、早期からサイマル配信をはじめたこと、またそれを中国語に吹き替えた配信を続けてきたことが大きな影響を及ぼしているものと考えている。さらに近年では、ときに模倣版対策の強化、日本発商品群の積極展開、低価格帯玩具のローカライズ商品群を拡大している。こうした中の一つにトレーディングカードが含まれており、ウルトラマン人気が拡大するなかで、中国全土に広がる流通網にのって大きなヒットを生んでいる。また、各種イベントやトレーディングカードの大会が各地で開催されており、裾野が広がっている。

Q2：映画『シン・ウルトラマン』の海外公開についての状況を伺いたい。

A2：37の国と地域への展開を予定するなか、既にアジアを中心に20カ国で公開を開始している。とくに、アジアでは台湾での話題性が高く、欧米では映画祭を中心に16箇所での公開が決定している。

Q3：円谷プロダクションの北米市場のマーチャンダイジング展開等、戦略構築にアップデートがあれば伺いたい。

A3：北米市場については、まずは『ウルトラマン』の認知度を高めるためにも、作品に触れることができる環境を作ることに注力していく。

Q4：スマートパチスロ導入による市場活性化をどの程度としてみているか。

A4：市場では既に用意されているスマートパチスロ専用ユニット分の遊技機が完売する等、ホールのニーズは過熱している。スマートパチスロは、若年層を中心に非常にマッチするとみており、中長期的な視点ではポジティブに影響するとみている。

Q5：直近、フィールズが販売する遊技機の評価が高まっているように思うが、理由は何だと認識しているか。

A5：2018年以降取り組んできた商品開発、販売力の強化施策など、ブランディングの成果が足元で表れてきたと感じている。

Q6：パチンコ『Pゴジラ対エヴァンゲリオン G細胞覚醒～』 の受注動向を伺いたい。

A6：2021年12月に販売したパチンコ『新世紀エヴァンゲリオン ～未来への咆哮～』が長きにわたりホールで高稼働を維持していることを受け、1万台の追加受注に対応した。そして、次作となる『Pゴジラ対エヴァンゲリオン G細胞覚醒～』についても多大なるご期待をいただき、旺盛な受注に対応している。

Q7：半導体等の部材調達リスクについて、来期以降はどう考えたら良いか。

A7：コロナ禍に入り、部材調達が困難な状況が続いているが、メーカー各社はしっかりと対応しているようであり、従来と比較して明るい見通しとなっている。

Q8: 御社のスマートパチスロ導入の時期について伺いたい

A8：2023年の春頃を予定している。

Q9：中計最終年度（2024年度）の営業利益計画はアップデートしないのか。

A9：コンテンツ＆デジタル事業及びPS事業の動向を見極めながら適宜アップデートし、改めて開示させていただく。

Q10: 今後収益が拡⼤していく中での配当政策をはじめとする株主還元についての方針を伺いたい。

A10：上場会社の中でも評価される株主還元を目指していきたい。

Q11:今後の人材投資の方針や従業員規模のイメージを伺いたい。

A11：まずは今いる従業員の育成を通じて成長領域に対応可能な人材を増やし、併せてグループとしてのさらなる成長を図るべく、ホールディングスで新たなプロフェッショナル人材を確保しようと考えている。

以上

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